2015年2月16日月曜日

Harry Potter and the Philosopher's Stone

いまさらながらハリーポッター第1巻を読みました。
「いまさらブログ」とは言え感想や書評を書くにはあまりにもいまさらすぎるけれど、読み方とか得られた知見をちょっぴり共有しておきたいと思います。

ハリーポッターシリーズ全巻の電子書籍版は POTTERMORE SHOP で購入し、AndroidやiPhoneなどの各種スマートフォン・タブレット、KindleやKoboなどの電子書籍リーダーで読むことができます。POTTERMORE SHOPアカウントとKindleアカウントを紐付け(リンク)してPOTTERMORE SHOPで買った電子書籍をKindleで読める仕組みはおもしろいなー(小並感)

そんなわけで第1巻 Harry Potter and the Philosopher's StoneをiPad miniのKindleアプリで読むことにしました。Kindleアプリはどこまで読んだか同期してくれるので、常用しているAndroid端末で開いて続きを読んだりもできます。
お供にしたのはこちらの本。自炊してPDFにしたものをやはりiPad miniと常用Android端末に入れました。

言語オタクマニアの友人
「なぜイギリス版にした。US版の方が読みやすいだろう」
と言われたのですが、
・英語自体に馴染みがないのでUS版でもイギリス版でも違いがわからない
参考にした本がイギリス版ベースっぽかった
・Amazonのレビューによると「UK版の方が本場らしい雰囲気」らしい
という理由です。だってタイトルからして Harry Potter and the Sorcerer's Stone になっちゃうし。

日本語でなく英語にした理由は「なんとなく」。
いまさら日本語で読んでも達成感もなく「(´・∀・`)ヘー」で終わっちゃいそうな気がして、少し英語に馴染んでみようかなーと。
(技術英語やRFC等の資料はなんとか読めるけどそれ以外の英語力がポンコツなので)

前置きが長くなりましたが、第1巻を読み終えて気付いたことや結果など。

Kindleアプリ便利
わからない単語を長押しするだけで辞書引きしてくれるので英語の本読むのに超便利!!と使ってみて気付きました(遅い)
往々にして過去形だったり 〜ly に変わってたりするので意味を知るためにジャンプしないといけなかっりするのだけど、電子辞書を別に用意してもそれは同じだし、紙の辞書をいちいち引くこと考えれば遥かに効率的♪

頻出語はそれなりに覚える
簡単に調べられるからなかなか単語を覚えないけれど、それでもよく出てくるものは自然に頭に残るように。
「gasp」「whisper」「wand」「cauldron」「corridor」などなど。
でもこれハリーポッターシリーズ読むときしか使わないんじゃね?疑惑。

雰囲気で読むようになる、前置詞とか見なくなる
日本語でも漢字中心に文を追って「〜は」「〜が」「〜の」「〜に」「〜を」あたり一瞥するだけであまり意識しないのと同じように、「to」「for」「on」「in」「at」「of」あたりは特に頭に残らず無視して、それ以外の単語からそこはかとなく文意を読めるようになりました。速読的にはすごく進化してる気がする!
技術文書と違って正確な意味を把握できなくても雰囲気でよくて、最悪文意を誤読していても誰も困らないので気軽に そこはかとなく で読めるのがよいです。

接続詞よくわからないけどなんとなく読んでる
as とか though とかよく出てくるけど、意味や違いを区別しないまま読み進めちゃいました。たぶん気にしなくても大丈夫、という変な自信になった…

名前が覚えられない
会ってお話した人ですら顔と名前を覚えられないのに、いわんや顔も知らない外国人の名前を一度二度読んだだけで覚えられるものかという。
参考書にカタカナでの読み方が書いてあるのでそれを覚えるのだけど、読み進めると忘れるし久しぶりに登場すると誰かわからないし…
ただこれは日本語で読んでも問題は同じです( ˙-˙ ) 参考書に語源というか名前の持つニュアンス的意味合いが書かれているのはおもしろくて参考になりました。

会話文は読みやすい
地の文は文学的な表現というか情景描写とかで見慣れない単語や複雑な文になっていることがあるのに対して、会話文はおおむねもっと平易なので読みやすいです。
文法的には正しくなかったりするけど、その人の言いたいこと という観点で雰囲気をつかみやすい感じ。
会話文が多いと読みやすいのはラノベも一緒だよなーとぼんやりした感想を抱きました。

モノローグが英語になる
影響されやすいだけなのですが、読んだあとも頭の中に「but he thought …」「she meant that …」とか出てくるのだけど、なんか雰囲気で浮かんでるだけで意味をなしてない的な。
このまま第2巻 Harry Potter and the Chamber of Secretsも読めばそのうち英語的思考ができるようになるかしらん #㍉


1月末に電子書籍版を買ったらしいので2週間くらいですねー。1日1章読んでた感じ。
英語でも冗談的な言い回しが理解できると楽しいのだけど、肝心のオチの部分をちゃんと理解できたかどうか不安なので日本語吹き替えの映画版を答え合わせ的に見てみようかなー。

0 件のコメント:

コメントを投稿